ダイエットサプリは星の数ほどあるけれど、論文で見ると「効果の大きさ」も「効く条件」も成分ごとにかなり違います。 ここでは主要成分をメタ分析の数字で横断比較。さらに、効果が否定された成分も正直に載せます。

主要成分の比較(メタ分析ベース)

成分効果の目安効きやすい条件出典
L-カルニチン体重 -1.21kg / 体脂肪 -2.08kg運動と併用・2,000mg/日Clin Nutr ESPEN 2020
緑茶カテキン消費+158kJ/日(代謝率↑)毎日の習慣化・カフェイン併存J Nutr Biochem 2017
MCTオイル体重 -0.51kg / ウエスト -1.46cm普通の油と"置き換え"J Acad Nutr Diet 2015
食物繊維(サイリウム)体重 -3.70kg水分と一緒・食事の最初にPharmacol Res 2023

数字を並べると、いちばん体重への効果量が大きいのは食物繊維。カルニチンやカテキンは「控えめだけど続けやすい」タイプです。どれも「飲むだけ」より、食事・運動と組み合わせるのが前提です。

効果が否定された成分も、隠さない

「脂肪合成を抑える」と言われたガルシニア(HCA)は、過体重135名・12週間のRCT(JAMA 1998年)で減量に群間差なし=効果が確認されませんでした。CLA(共役リノール酸)もメタ分析で効果は限定的(-0.1kg程度)。
こういう「効かなかった」情報こそ、ムダな出費を防いでくれます。(わたしも昔、雰囲気で買って失敗しました)

成分は「タイプ」で選ぶ

同じ成分でも、代謝タイプにはカテキン・カルニチン、腸内環境タイプには食物繊維・善玉菌、と向き先が違います。タイプ別チェックで自分の軸を整理してから選ぶと、当たりやすくなります。